まずキンドルから始めよう

電子書籍の端末は、画面が液晶ではなく電子ペ−パ−で作られており、まるで印刷されたかのような画面は読みやすく眼が疲れません。 紙の書籍を読んでいるような感じは、白黒なら電子ペ−パ−となります。その本命は昨年暮れに発売されたアマゾンのキンドルシリ−…

音楽と私のつきあい方

メインのスピ−カはスリウエイ、スリ−スピ−カ−方式の三菱のダイアト−ンで、私が30代の始めに購入したものだ。このスペ−カ−を、今は亡き父からもらったアキュ−ズのアンプで鳴らしていたが、40代後半から自営業に転じてからまったく操作することはなくなっ…

名古屋のルーツをたどる旅

深み行く秋となり、からりと晴れ渡りどこ迄も高い空の下、恒例の大学の同窓会が名古屋で開かれたので、その概況をお伝えします。 大学に入ったとき、マンモス大学の道案内としてクラス編成がおこなわれ、そのクラスがいい幹事に恵まれ、長きに渡り交流をつづ…

東北大震災から1年経ちました

カタルーニア国際賞のスピーチで村上春樹さんは語ります。原子力発電を推進する人々の主張した「現実をみなさい」という現実とは、ただ表面的な「便宜」に過ぎなかった。 それを彼らは「現実」という言葉に置き換え、論理をすり替えていたのです。しかし我々…

君死にたもうことなかれ

夏に日差しが強く東北大震災の被災者の事を考えて、少しは弱めて欲しいとは思いますが、そんなことはお構いなしにギラギラと照りつける夏の盛りが続いています。 そしてアメリカに原子爆弾を長崎と広島に投下されて、この世の地獄をみた日本人に津波と福島源…

耐震工事で角膜ヘルベスになった

今我が家は4月中旬から、家の中のそれぞれの場所にあった家財道具を移動させ、建坪70坪もある居室空間の壁紙や押し入れの中のべ二ア板をはがしています。その後に5寸角の木材と金属棒をトラス構造方式でたすき掛けに組み付け、最後に耐震合板の打ち付け…

お墓を作りました。

不思議な力で私たちを救ってくれる絶対的な存在がいるかいないかで、前者が大乗仏教であり、後者が釈迦の教えです。大乗仏教は、キリスト教、イスラム教に近い。釈迦の仏教はこの世には、我々を救ってくれる絶対者はいないという前提の上に成り立っている。…

世界水準のエンタ−テイメント作家・服部真澄

まず、処女作にして、直木賞候補となった『龍の契り』からすすめてみよう。1997年の香港返還を題材に、永い眠りから撹醒するかのように突如浮上した返還に関する謎の密約がこのサスペンスのテ−マ−である。 全焼したロンドンのスタジオから始まって、中国系賛…

母の生と死

母の口から自分の生まれた経緯を語っていただくことにする。3歳の時母を亡くした。私は浦富(鳥取県)の当時酒業で栄えた家の長女として生まれた。母はとても綺麗で美しい母で在ったと聞く。祖父、祖母、お母様の限りなき愛情の中で生まれた私の人生の出発、…

国際的な謀略・冒険小説なら笹本稜平

笹本稜平さんは、日本という枠に拘らず国際的な舞台で壮大なスケ−ルの作品を書く今年59歳の小説家です。日本の小説は、そのスタ−トからして私小説的なモチ−フが多く、内向的で、じめじめした怨念のスタイルが主流で今日まで続いている。2000年初頭でデ…

糖尿病はごはんよりステ−キを食べなさい

テ−マ−は講談社+&新書に収められている牧田さんの署名と同じである、これを基準にして同病の人に私の2年余の治療経験を書いて、牧田さんの書かれた指針がいかに効果的かを検証してみたい。こと糖尿病に関しては《知る》と《知らない》で人生のクオリテイ…

満州の母の覚悟

母が満州から持ち帰った日誌が残っている。父と一緒に行った満州での母としての覚悟がしっかりと書いてある。 『延吉、ハルピンそして3人の母となった現在、例えこれで私の生涯が終わったとしても、私は本当に幸福でした。只一つ心残りは内地で小さい時から…

今宵集まって語らん

《いま、世界の言語で一番ブロブで使われているのは日本語なんです。日本人は書くだけではなく、ブロブを読むことも好きですね》といっている人(週刊SPA・渡部編集長)がいる。 そして、伊藤一彦(歌人)さんは《自己表現が好き、それを読むのも好きとい…

【鶴瓶の家族に乾杯】讃歌

鶴瓶の『家族』をテーマにして、ゲストと共にいずれかの地にを旅人として訪れ、そこに住んでいる家族を求めてぶっつけ本番の旅番組が毎週月曜日に放映されている。声そのものが女性の高温部に近く透き通った懐かしい響きで『さだまさし』が歌うテーマソング…

シンガポ−ルに学ぶ

シンガポ−ルへ観光にいくなら、日常タバコを嗜む人はおやめになった方がいい。又、旅の楽しみは一杯のピ−ルだという人もおすすめしない。缶ピ−ル1本の値段が1000円前後で売られているような國には行かない方がいい。 東海ラジオから流れる近畿ツ−リスト…

密命シリ−ズにはまってしまった

文庫書き下ろし時代小説の雄、平成のベストセラ−作家佐伯泰英、同時に10シリ−ズを書き分け10シリ−ズ100冊100万部という当初の目標を8年でクリア、時代小説作家としては遅咲きで50歳の後半から密命シリ−ズを書き始める。 私がこの作家を知ったの…

父は上海にいた

東亜同文書院は、1901年に中国の上海に設立された、日中提携のための人材育成を目的とする高等教育機関であり、1945年の日本の敗戦により閉校する迄に5000人もの卒業生を送り出している。父は山口県から特待生としてそこに入学し、多感なる学生…

箱根登山列車とXIV

あじさいの開花時期に合わせて《あじさい列車》が走る。箱根湯本駅から強羅駅間迄で、車輪とレ−ル間の粘着力だけで走る鉄道として、日本で最も急勾配な山を駆け上がる。三両編成(45M)で前後の高低差が3.6Mにも及ぶ急勾配を実感し、さらに途中の宮ノ…

先輩の訃報が届く

ここを訪れるには桜が満開な4月がいい。九段下にある皇居半蔵門から中に入ると、昔、学徒援護会が近衛師団兵舎を借り受け、東京学生会館という学生自治寮があった。東京都内23区内の男子苦学生を収納し、本館を中央にし、左右に学生寮が配置されていた。…

お墓を作りました。

不思議な力で私たちを救ってくれる絶対的な存在がいるかいないかで、前者が大乗仏教であり、後者が釈迦の教えです。大乗仏教は、キリスト教、イスラム教に近い。釈迦の仏教はこの世には、我々を救ってくれる絶対者はいないという前提の上に成り立っている。…

沖縄の美ら海水族館にいく

美ら海水族館は沖縄の北部に位置する海洋博公園内にあり、中央ゲ−トからまっすぐ降りて右に歩いて行くとさわやかな潮風とサンゴ礁を見おろす位置に入口ゲ−トがあります。その入り口から入り、黒い深海に似せられた方から歩いて行くと前方に降り注ぐ陽光を受…

高山での誕生日!

残り少ない誕生日をどう過ごすかがテ−マです。昨年は岐阜県高山市にかみさんと出かけました。 若い頃は奥飛騨温泉郷か乗鞍高原へ出かける通過点でしたが、私の冬の日本原風景として、この町のたたずまいがしっとりとした情感を醸し出してくれます。前の日が…

えらいぞ!こうたろうくん

私の家族の2009年度のビッグニユ−スはまずかみさんの【Sの字結腸ガン】でしょう。6月末に施行した健康診断で異常ありと診断されたため、娘と嫁の二人が強引に専門病院につれてゆき、精密な検査が次々と行われた結果、がんの告知がありました。 1週間…

海外にリゾ−トならコタキナバル

名古屋からクアラルンプ−ル経由でコタキナバル空港へ1日がかりで行くことができたが、これはいい時代の話で今は、東京か関空からコタキナバルへ直行便があるので、これを利用することになる。ただし帰りはクアラルンプ−ルを深夜12時にでて、早朝にかえる…

SWING ジヤズがつなぐもの

2005.8.6(土曜日)愛知・地球博《exPOド−ム》でスイングジヤズの競演があった。出演者は原信夫とシャ−プ&フラッツ、阿川泰子、ケイコ・リ−と地元の中学校から社会人迄幅広くアマチュアバンドが参加している。夕方6時から3時間の通常の商業ベ…

神々の國の首都・松江

父の転勤で小学校を3回変わった。まず鳥取市の醇風小学校に入学し、1年も立たない内に松江の内中原小学校に転校した。しばらくして新しい学校に慣れた頃、川向こうの雑賀小学校に転出し、新しい戦後日本の息吹の中で餓鬼大将として腕白時代を過ごした。 松…

コスモスガお好きですか

コスモスといえば長野県北部にある黒姫高原の野原一面に群生する色取りどりの咲き誇る情景を思い出します。 季節は今が満開で、涼しい高原の風がゲレンデの上から吹き下ろしてくる秋の入口で、素敵な花便りを届けてくれます。コスモスの花言葉は色によって違…

政治主体が変わる

今度の選挙の国民の判断は、50年という積年のどす黒い悪が、癌化して自分達を侵してきた自由民主党主導政治はいやよと言うことで、積極的な民主党支持ではないという認識で正解でしよう。 民主党の政治がどんなものかを知ることは、今後の展開の中にあること…

XIV琵琶湖の印象

琵琶湖の米原寄りの湖畔に雄大に落ち着きのあるヨ−ロッパスタイルのお城がXIV琵琶湖である。前の道路の先に琵琶湖の海面がひろがり、太陽の光も海とは違いおだやかである。 1997年に建てられているので、すでに12年経過していることになるが、別に…

XIV琵琶湖へゆく

かみさんが、今年の4月頃名古屋が本社のリゾ−トホテル会員システムに入会した。 そのホ−ムグランドが琵琶湖で、これまで3回ほどいっています。